現地時間19日、カラバオカップ準々決勝でレスターはマンチェスター・シティと戦う。
今シーズン、マンチェスター・シティはリーグ戦で16連勝を飾るなど、プレミアリーグで首位を独走している優勝候補筆頭。チャンピオンズリーグでも16強進出を決めており、レスターにとっては苦戦が予想される状況となっている。試合前日の会見で、クロード・ピュエル監督がシティ戦に意気込みを示した。
「シティとの一戦は、我々にとっては最高のクオリティを発揮する必要がある。彼らはヨーロッパのトップチームであり、勝利するのは至難の業と言えるだろう」
その一方で、難敵マンチェスター・Cについて「この一戦は我々にとって、挑戦者としての良い機会だと思う。ただのカップ戦クォーターファイナルという位置付けではない。もし、ホームの大声援を受けながら強大な相手を倒すことができたら、きっとファンは我々をもっと支持してくれるはずだ」と述べ、ジャイアントキリングへの気概を示している。
ピュエルは「3日ごとに試合をこなすのは決して楽ではない。だが、マンチェスター・Cに対しても質を落とさずプレーし、結果を残すことが重要だ」と語っている。
レスターは13日に行われたアウェーのサウサンプトン戦で、岡崎慎司による2ゴールなどで勝利を収めた。だがその3日後、ホームでのクリスタル・パレス戦では0-3でまさかの惨敗。
ピュエル監督は昨シーズン、サウサンプトンを率いてカラバオカップで決勝進出を果たしたものの、ファイナルでマンチェスター・ユナイテッドに敗れて惜しくもタイトルを逃した。今季途中から新天地レスターにやってきたピュエルにとって、カラバオカップは昨シーズンの屈辱を晴らす舞台でもある。
同大会準々決勝マンチェスター・Cとの大一番で、サウサンプトン戦で結果を残した岡崎を2試合ぶりに先発起用するのか、ピュエル監督の采配に注目が集まる。