2018-08-13-cambodia-keisuke-honda(C)Getty Images

カンボジア代表率いる本田圭佑に伊メディアも興味津々「両立できる?」「真のビジネスマン」

メルボルン・ヴィクトリーに所属するMF本田圭佑が12日、カンボジア代表の実質的な監督に就任すると発表したことについて、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』など複数メディア各紙が驚きをもって報じている。

■元ミランの10番の動向に伊メディアも注目

今夏にメルボルン・ヴィクトリーへ加入した本田は、今後国際Aマッチデーではカンボジア代表の「Head of delegation」としてベンチに入る予定。チーム構成や指揮に対する全権も与えられ、実質的な「監督」のポジションを担うことになる。

『ガゼッタ』は、これについて「ホンダが二重のキャリア。メルボルンでは選手、カンボジアでは代表監督」との見出しで伝えている。「オーストラリアでサインしたのち、元ミランのウィンガーはもう一つの挑戦を受け入れた。指揮官としてカンボジアで新たな冒険に挑むが、仕事を両立させることはできるのだろうか」と疑問を投げかけている。また11月8日から開催される東南アジアサッカー選手権について「同じ期間にAリーグの試合に招集されるはずだが、どうなるのだろうか」と興味を示している。

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また『スカイスポーツ』も二足のわらじを履くことになる本田について言及。「ケイスケ・ホンダにとって、サッカー選手として現役を続けるだけでは十分ではなかった。カンボジアのゼネラルマネージャーにも就任することを決断した」と続けた。

さらに「元ミランの選手はまさに真のビジネスマンだ。すでにカンボジアとオーストリアでサッカークラブを所有しているが、すべてを手に入れるべく、ホンダは履歴書に新たな役職を付け加えることを決意した」と紹介している。その一方で、年俸を受け取らず、移動などの経費にとどまることについて「細部を分析すれば、少し異例だ」と指摘している。

このほか『トゥット・スポルト』も、「ホンダを覚えているか?まだ現役で監督も務める」との見出しで報じており、新たなキャリアを築き上げつつある元ミランの10番には、イタリアからも注目が集まっている。

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