インゴルシュタットは26日、元U-19日本代表MF渡邊凌磨(20)と新契約を交わしたことを発表した。これまでU-23チームに所属していた同選手は来シーズンからトップチームの一員となる。
前橋育英高校出身で早稲田大に進学した渡邊は2015年9月にインゴルシュタットの2軍に当たるU-23チームに加入。4部相当レギオナルリーガ・バイエルン所属の同チームで43試合(6ゴール)に出場してきた。今回の発表で、クラブは同選手と2019年までの新契約を結び、トップチームに引き上げたことを明かされている。
インゴルシュタットのトーマス・リンケSD(スポーツディレクター)はクラブの公式ウェブサイトで「渡邊は我々のU-23チームでファンタスティックな成長を見せている」とコメント。「彼は定期的にプロ選手(トップチーム)のトレーニングやテストマッチに参加し、持ち前の技術とインテリジェンスで我々を説得した」と期待の言葉を口にした。
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インゴルシュタットは4試合を残すブンデスリーガ1部で17位と自動降格圏につけている。2部降格の危機が迫るクラブで、渡邊は“欧州プロデビュー“の道を歩むことになった。