ブンデスリーガ2部ウニオン・ベルリンに所属するDF内田篤人の、今冬の日本への復帰が現実味を帯びているようだ。ドイツ誌『キッカー』が報じた。
内田は今夏に7年間過ごしたシャルケを離れ、ウニオンに加入した。しかし、新天地でも負傷に悩まされ、冬季中断期に入った現時点で出場は第5節フォルトゥナ・デュッセルドルフ戦、第7節ザンドハウゼン戦のわずか2試合にとどまっている。
その出場機会の少なさから、すでに今冬に退団する可能性が取りざたされていた内田。12月初旬にはウニオンがシャルケ時代の恩師にあたるイェンス・ケラー監督を解任したことで、同選手を巡る移籍報道がさらに過熱していた。
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そんな中、日本メディアでは鹿島アントラーズが内田に対して、ウニオンに獲得オファーを提示したと報じられている。それを受けた『キッカー』が、「ウニオンは基本的に右SBの彼を手放す構えだろう」とオファー次第で内田の退団を容認するとの見解を述べた。
またウニオンは、ノルウェーのバイキングFKに所属するジュリアン・ライヤーソンやアウクスブルクのゲオルグ・タイグルと右SBの獲得に動く可能性が伝えられている。すでに代案候補の名前が出ており、内田の鹿島復帰は秒読み段階に入ったのかもしれない。