明治安田生命J2リーグ第39節が10月28日に行われ、大分銀行ドームでは大分トリニータとジェフユナイテッド千葉が対戦した。試合は1-2で大分の敗戦。試合後、大分のFW後藤優介がゲームを振り返った。
大分が2点ビハインドの85分、後藤はDF岩田智輝からパスを受けて持ち上がる。そしてペナルティエリア右の角度のない位置から強烈なシュートを放ち、1点差に詰め寄るゴールを挙げた。「いい抜け出しができたので、決めるだけだった。しっかり蹴ろうと思ってましたし、それが良かったと思います」と得点シーンを振り返った。
「チームとしては、いい形もあったんですけど、精度のところでうまく行っていない部分もありました。守備面では、簡単にクロスを入れられて失点が続いた」とゲーム全体を総括。「寄せるところだったり、もう一度最初からやっていかなければいけない。攻撃面でも、精度を上げていかなければと思います」とチームの課題を述べた。
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この試合終了時点で、大分は勝ち点60の8位。28日終了時点で、昇格プレーオフ圏内との勝ち点差はわずか1だが、7位・松本山雅FCが29日に行われる試合で勝利を収めた場合は、4に広がる。そして、下位との勝ち点差も詰まっている。残り3試合に向けて後藤は「自分たちがチャレンジできるようにやっていきたい。球際で戦ったりとか、そういう大事なところはやりながら、自分たちの崩すところを出していければと思います」と意気込みを語った。