ケルンに所属する日本代表FW大迫勇也は、14日に行われるブンデスリーガ第18節ボルシア・メンヒェングラットバッハ(ボルシアMG)戦に間に合わないかもしれない。ドイツ紙『ビルト』が伝えている。
勝ち点6で最下位に沈むケルンだが、後半戦に向けてシュトゥットガルトからFWシモン・テロッデを獲得。また昨年最後の数試合を欠場していた大迫やセルー・ジウラッシ、クラウディオ・ピサロやシモン・ツォラーが全体練習に復帰しており、攻撃陣の状況が大幅に改善したところだ。
しかし、そのため、シュテファン・ルーテンベック監督はダービーである次節でそのうち少なくとも3人をベンチに置くかメンバーから外すことになる。『ビルト』の見解では、最も出場が見送られる可能性が高いのは大迫のようだ。「大迫が外れることはほぼ確定だろう。肺炎を乗り越えた日本人選手はまだ体力も瞬発力も不足している。ダービーに間に合わない」と記されている。
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同紙は、新加入のテロッデが最前線で先発し、ジュラッシやツォラー、さらに最近数試合でFW起用が好印象を残したDFルーカス・クリュンターがチャンスをうかがうことになると予想している。ピサロに関しては、カウンター攻撃を主体とした戦略が用いられるケルンでは、出場機会が少ないとの見解が述べられている。