現在、フリーの元ドイツ代表指揮官、ユルゲン・クリンスマンがロシア・ワールドカップを前にいくつかのオファーを断っていたことを明かした。ドイツ誌『シュポルト・ビルト』が報じている。
クリンスマンは過去にドイツ代表やアメリカ代表を指揮。2014年のブラジル・ワールドカップではアメリカを指揮してベスト16に導いた。現在はフリーの状態だが、仕事に戻る場合はトップの職に限るようだ。
「ロシア・ワールドカップの前にも、4~5チームから打診があった。しかし、彼らの目標はグループステージを生き残ることが目標だったので、断ることにした。2014年にアメリカ代表で達成したことだ。今の私にとって十分な目標ではない」
「戻るとしたら、ワールドカップの準決勝に進むことを目標としているような協会だ。こういったアプローチがなかったとしても、家庭的な理由があるし、気にすることはない。娘は学校に通っており、来年からは大学だ。状況は変わるからね」
ロシア・ワールドカップ予選終了後、そして本大会前にはスペインや日本、韓国、サウジアラビアなどが監督交代を決断した。この中のいくつかが打診したと予想するのが妥当なところで、“クリンスマンジャパン”がロシアで実現する可能性もあったのかもしれない。
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