日本代表は10月1日、キリンチャレンジカップ2017のニュージーランド戦(6日/豊田スタジアム)およびハイチ戦(10日/日産スタジアム)に向けた合宿を、愛知県豊田市内で開始。トレーニング後、DF昌子源(鹿島アントラーズ)がワールドカップ出場に向けたサバイバルについて語った。
ヴァイッド・ハリルホジッチ監督からは「前節、ここにいるメンバー全員が良くなかった。僕も失点シーンのことを言われました」と話す昌子。「ワールドカップに行きたければ、Jリーグからしっかりパフォーマンスを上げてほしいと言われた」と、気を引き締める。
9月30日に行われた明治安田生命J1リーグ第28節で、昌子の所属する鹿島はサガン鳥栖に0-1で敗れたが、そのシーンに昌子も絡んでいた。
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「サポーターの立場からすると『代表行ってちょっとJリーグは(手を)抜いてるんじゃないか』と思われるかもしれない。負けたくて負けてるわけではないし、こっちだって一生懸命やってる。『抜くわけないやろ』と。でも、そう思われてしまうから、責任感を自覚しないといけない」と、日本代表として果たすべき責任に言及した。
その一方で、昌子は「まだ振り返るには早いけど、ここ何年間の中で一番今年が鍛えられてるし、成長してる」と、充実感を得ているとも話す。
ニュージーランド戦、ハイチ戦への意気込みを聞かれると、「しっかり結果を残すことは、すごく大事。国を背負うのには変わりない。やっぱり国のために戦う姿勢は見せたい。それはもちろん、鹿島で戦う時は鹿島のために戦うのと変わりはないです。そこは意識しておきたい」と力強く答えた。