シュペルリガ(トルコ1部)のガラタサライは1月31日、インテルから日本代表DF長友佑都をレンタル移籍で獲得したことを発表した。
詳細については明らかにされていないが、イタリア『スカイ』などの報道によると、レンタル料は70万ユーロ(約9500万円)で、買い取りオプションはつかない模様だ。
同日、長友は移籍決定前に自身の公式Twitter上で「今日でインテル丸7年。2011年1月31日にインテルからオファーがあり、電撃移籍したのを思い出す。感謝の想いで胸がいっぱいです。ありがとう」と、インテルへの感謝を表す投稿をしていた。
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現在31歳の長友は、2010年の南アフリカ・ワールドカップ終了後にFC東京からチェゼーナへ期限付き移籍。初挑戦のセリエAでも実力を遺憾なく発揮し、2011年1月の移籍市場でイタリアの名門・インテルへ完全移籍した。その後は毎シーズンのようにライバル選手が加入したものの、ポジションを奪い返してクラブ在籍期間を延ばし、現在ではチーム最古参の存在になっていた。しかし、今シーズンはルチアーノ・スパレッティ監督の下で出場機会を失い、リーグ戦11試合の出場に留まっていた。
ガラタサライは1905年創立のトルコきっての名門クラブ。最多20回のリーグ優勝、同17回の国内カップ優勝、1度のヨーロッパカップ(現・ヨーロッパリーグ)優勝を誇る。2006-07シーズンには元日本代表MF稲本潤一(現・北海道コンサドーレ札幌)が在籍。ヴィッセル神戸の元ドイツ代表FWポドルスキも2015年7月から2017年6月まで所属した。今シーズンは19試合を消化し、勝ち点1差で首位イスタンブールBBSKに次ぐ2位につけている。