31歳で急逝したフィオレンティーナの主将DFダヴィデ・アストーリが昨夏、家族とともに日本を訪れていたと、イタリア紙『イル・ジョルナーレ』が5日、報じている。
アストーリのパートナーであるフランチェスカ・フィオレッティさんはモデル出身で、2009年にイタリアの人気レアリティ番組『グランデ・フラテッロ』に出演し、知名度が高まった。知人の誕生日パーティーで知り合ったフィオレンティーナ主将とは“旅”という共通の趣味をきっかけに意気投合し、これまでネパールやベトナムなどを旅した。
昨年夏には、2人の愛娘である2歳のヴィットリアちゃんとともに日本を訪れている。6月中旬から数週間にわたり滞在し、フランチェスカさんがインスタグラム上で旅の様子を報告していた。東京では渋谷のスクランブル交差点を動画撮影。青信号に変わり、人で埋め尽くされた交差点に驚きを見せ、「常軌を逸した日常」とつぶやいた。有楽町では飲み屋街を訪問。銀座では和服姿の女性を写真に収めた。このほか下北沢や築地も訪問している。
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宮島の旅館では、「ドーモ・アリガト」と綴り、和室に家族そろって浴衣姿の写真を投稿。京都では嵐山の竹やぶに感動し、「威風堂々のアラシヤマ」と綴ったほか、外国人観光客で人気の伏見稲荷大社も訪問。家族3人で赤い鳥居をくぐる様子を報告した。
フランチェスカさんはまだ幼いヴィットリアさんに向けて、「いつか、あなたの目で見たことに驚く日が来るでしょう」と綴っているが、日本での体験は残された2人にとって貴重な思い出となることだろう。