arsenal_tottenham(C)Getty Images

【動画】ノースロンドン・ダービーのPK判定は「当然」。「モウリーニョにはがっかりした」ベン・メイブリー氏が熱戦を振り返る

サッカージャーナリストのベン・メイブリー氏が、ノースロンドン・ダービーについて「FOOTBALL FREAKS PLUS」で語った。

今シーズンは、『DAZN』の欧州サッカー番組「FOOTBALL FREAKS」の特別編として、『Goal』で「FOOTBALL FREAKS PLUS」と題したプレビュー・レビューを実施。今回は14日に行われたアーセナル対トッテナムをベン・メイブリー氏が振り返った。

試合は、33分にエリック・ラメラの見事なラボーナ弾でトッテナムが先制。しかし、前半のうちにマルティン・ウーデゴールの得点で追いついたアーセナルは後半、アレクサンドル・ラカゼットがダビンソン・サンチェスにファウルを受ける形でPKを獲得する。これをラカゼット自らが決めたアーセナルが、2-1で宿敵とのダービーを制した。

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ベン・メイブリー氏はこの試合について、「結果で言えば、まだチャンピオンズリーグ出場権を諦めていないアーセナルにとって非常に大きな逆転勝利でした」と振り返りつつ、受動的な戦いを選択したジョゼ・モウリーニョ監督には疑問符を付けた。

「モウリーニョにはがっかりしました。彼は試合後に選手たちを批判していましたが、立ち上がりからあまりボールを持とうとせず、ネガティブ(守備的)な入りをしました。スパーズが好調だった最近は、試合の入りが良かった。その一方、アーセナルは最終ラインでのパス回しでミスが多くなっていたところです」

「それにも関わらず、この試合でスパーズがプレッシャーをかけていかなかったのは、個人的に『モウリーニョ何してるの?』と思いました。モウリーニョがそれをせず、さらに選手の責任にしたのはどうかなと思います」

また、決勝弾につながったPKシーンについては、「ラカゼットのシュートがジャストミートできなかった後、サンチェスにファウルを受けました。『プレーは終わっているだろう』というスパーズ側の考えはありますが、逆を考えれば、DFがクリアした後にFWにファウルを受ければそれはFKになります。モウリーニョは判定に不満を見せていましたが、ボールがピッチに出ていないので、PKになるのは個人的に当然だと思います」と、マイケル・オリヴァー主審の判定を支持した。

さらに、ベン・メイブリー氏は「ハリー・ケインのポスト直撃のシュートなどもありましたが、内容的にもアーセナルの勝利は妥当だったと思います」とホームチームが白星に相応しかったと口にし、規律違反が伝えられてこの試合でベンチスタートから出番がなかったピエール=エメリク・オーバメヤンについては「アルテタ監督は、遅刻が続いたオーバメヤンをこの試合で起用しなかった。処分という形で彼を起用せずに勝利したのは、監督にとって大きかったと思います」と見解した。

『DAZN』で木曜日に配信される本編では、各国リーグの欧州カップ戦出場権争いとそれを盛り上げる注目クラブの特集、ナポリに所属するFWヴィクター・オシムヘンの『STORY』などの内容でお届けされる予定だ。

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