Frida Maanum Arsenal 2023-24Getty

アーセナル女子MFがリーグ杯決勝で昏倒…幸い大事には至らず「安定した状態」と報告

アーセナルは、チェルシー戦のピッチ上で昏倒した女子チームMFフリダ・マーナムの状態について声明を発表した。

31日に行われたリーグカップ決勝で、アーセナルはチェルシーと対戦。一進一退の攻防が続く中、両チームともに得点を奪えずにスコアレスで90分を終了。それでも延長後半にスティナ・ブラックステニウスが値千金のゴールを挙げて1-0で勝利し、カップ制覇を達成している。

しかし、この試合の後半アディショナルタイムにはアクシデントが発生。マーナムがボールのないところで突然倒れると、アーセナルの選手たちやベンチが審判団に知らせて試合は中断。複数のメディカルスタッフが駆け寄って救急処置に当たった後、同選手はストレッチャーでピッチを後にした。

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マーナムの状態に心配が集まる中、アーセナルは声明を発表。「フリダ・マーナムは意識があり、話をしており、安定した状態だ。彼女はメディカルチームによってモニターされ続ける」と伝えている。なお、ピッチ上で昏倒した理由は現段階で判明しておらず、今後検査を通じて明らかになることが予想されている。

チームメイトのアレッシア・ルッソは、マーナムについてイギリス『BBC』で「ああやってチームメイトが倒れる場面を見るのは衝撃的だったわ。みんなが彼女が無事であることを祈っている。彼女の親友が、彼女のために決勝点を挙げたことは運命だった。フリダは最高の選手で、彼女は今日もそうだった。私たちは彼女が無事であることだけをただ願っている」と語った。

また、決勝点を挙げたブラックステニウスは「このようなことはいつだって本当につらい。彼女はチームメイトであり、みんなの友人。彼女のことをとても心配している。このようなことが起きれば少し困惑するものだけど、私たちは彼女のために戦いたい、彼女のために勝利したいと言い合っていた」と話している。

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