20240213 Racheal Kundananji(C)Getty Images

女子サッカーの移籍金最高額更新!アメリカNWSLのベイFC、ザンビア代表FWを1億円超で獲得

ナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグ(NWSL)のベイFCは、女子フットボール界最高額でザンビア代表FWレイチェル・クンダナンジを獲得したようだ。

マドリードCFでプレーし、ザンビア女子代表の中心選手として昨夏の女子ワールドカップのなでしこジャパン(女子日本代表)戦でもプレーしたクンダナンジ。昨シーズンのラ・リーガFで29試合25ゴールをマークする大活躍を残した23歳の快速FWは、その去就も大きな注目を集めていた。

そんなクンダナンジに対し、新シーズンからアメリカのNWSLに新規参入するベイFCは強い関心を示していることが報じられていたが、正式に獲得を決めている。1年間の延長オプションが付帯する2027年末までの契約を結んだ。そしてイギリス『BBC』によると、移籍金は女子フットボール界最高額となる73万5000ユーロ(約1億1900万円)となったようだ。

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なお、これまでの女子フットボール界の移籍金最高額は、1月にレバンテからチェルシーに加入したコロンビア人FWマイラ・ラミレスで、ボーナスを含めると最大42万6600ポンド(約6900万円)。それに続くのが、2022年夏にマンチェスター・シティからバルセロナに移籍したケイラ・ウォルシュの40万ポンド(約6500万円)だった。

ベイFCのゼネラルマネージャーを務めるルーシー・ラシュトン氏は、「彼女はダイナミックで攻撃的なクオリティと素晴らしいフィジカルを有したとてつもない才能の選手。レイチェルにはゴール前での冷静さがあり、どこからでもどんな形でも得点を奪える天賦の才がある。彼女がこのクラブで成長を続け、私たちのチームの攻撃陣にクオリティを加えることを信じている」と期待を寄せた。

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