Zinedine Zidane 2024Getty Images

バイエルン、ジダン招へいの可能性はなしか クラブ幹部が独メディアで認める

バイエルン・ミュンヘンが元レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン氏の招へいに動くことはないようだ。クラブ競技部門のマックス・エーバル取締役が認めている。

バイエルンは指揮官トーマス・トゥヘル監督が今季限りで退任することが決定。後任候補には、これまでユリアン・ナーゲルスマン監督やロベルト・デ・ゼルビ監督、ジダン氏ら数多くの監督たちの名前が挙がっていた。その中で先日、ナーゲルスマン監督が2026年のワールドカップまでドイツ代表を率いることが正式に決定したことでバイエルン指揮の可能性は消滅。そしてジダン氏も来季からバイエルンで指揮を執る可能性はないようだ。

バイエルンのエーバル取締役は、20日のウニオン・ベルリン戦前のドイツ『スカイ』のインタビューで次期監督探しについて言及。司会者に後任の条件として、「ドイツ語を話せる必要があるか?」と問われた際、「ドイツ語ができなければいけないということはない。ただし、英語は話せなければいけないね」と返答している。

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すると、司会者は「だとしたら英語が話せないジダンはないということですね」とコメント。それに対し、エーバル氏は「ジダンが英語できるのかどうか、私は知らない」と返すと、コメンテーターを務めるバイエルンOBのローター・マテウス氏は「それを知らないなら、彼と話していないということだ」と指摘した。その後、エーバル氏は「ローターの推測は正しい」と認め、バイエルンのジダン氏への接触はないことが明らかとなった。

『キッカー』によれば、来季いっぱいの契約で“暫定監督“を迎える可能性があるとのこと。元バイエルンで昨年9月にドイツ代表監督を解任されたハンジ・フリック氏、そしてボルシア・メンヒェングラットバッハやドルトムントなどを率いたことのあるルシアン・ファーヴル氏が候補と見られているようだ。

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