フルミネンセがチェルシーのチアゴ・シウヴァと今夏の加入で口頭合意に至った。『GOAL』の取材で明らかになっている。
2020年夏にパリ・サンジェルマンを退団したシウヴァはフリートランスファーでチェルシーに加入。以降、同クラブで公式戦149試合に出場し、2021年のチャンピオンズリーグ制覇や翌年のクラブワールドカップ制覇に貢献した。
39歳になった今シーズンもここまで公式戦32試合でプレーし、若手を擁するチームの守備陣をベテラン選手として支えてきたシウヴァだが、シーズン終了後の去就は不透明なまま。2023年冬に結んだ現行契約が間もなく満了を迎え、チェルシーでのキャリアに終止符を打つ可能性が指摘されている。
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今夏以降の将来に注目の集まるシウヴァだが、新天地はどうやらユース時代や2009年のミラン移籍まで過ごした古巣フルミネンセになりそうだ。『GOAL』の取材によると、同選手はすでにチェルシーから退団し、ブラジルに戻ることを決断した様子。両者による交渉はすでに進展しており、クラブは今夏の元ブラジル代表DFの到着をすぐにスカッドに報告できることを期待しているようだ。
また、フルミネンセを指揮するフェルナンド・ジニス監督が移籍市場で新たな守備陣の獲得を拒んだことがわかっており、シウヴァの帰還を心待ちにすることの表れだとも考えられている。
シウヴァ復帰への期待が高まるフルミネンセは、2023年コパ・リベルタドーレスを制したブラジルの強豪。現在、元レアル・マドリーのマルセロやユヴェントスやインテルでプレーしたフェリペ・メロ、ブラジル代表MFアンドレらがプレーしている。
