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「友と団結、世界を一つに!」ガスプロム社主催の国際少年サッカープログラムは初のバーチャル開催に

UEFAチャンピオンズリーグの公式スポンサーであるガスプロム(Gazprom)は、主催する「フットボール・フォー・フレンドシップ(F4F)」の世界選手権を初めてeスポーツで行う。金曜日にその公開組み合わせ抽選イベントが行われた。

100を超える国から集まった10〜14歳の子どもたちが、今年8回目を迎えるF4Fの大会に参加する。優勝チームにはイスタンブールで行われる2021年のUEFA チャンピオンズリーグ(CL)決勝戦チケットが贈呈される。

選手たちはリアルタイムで世界中から集った選手たちとプレーしたり、チームを編成したり、ファンになったり、友達のチームをスタンドから応援したりすることができる。これらをすべてバーチャル空間で行うことになる。

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ガスプロムが主催する国際子供交流プログラムである「フットボール・フォー・フレンドシップ」は2013年に設立され、今年で8シーズン目を迎える。これまでに211の国と地域から6000人を超える子どもたちが参加し、サポーターは500万人を超えている。

2020年大会のドローを務めたのは、マッテオ・デ・ヴェネツィア(Matteo De Venecia:フィリピン)、キンレイ・デキ・ヤンゾム(Kinley Deki Yangzom:ブータン)、イリンツォワ・ラコトマモンジ(Irintsoa Rakotomamonjy :マダガスカル)、エフゲニア・ゴルブノワ(Evgenia Gorbunova:ロシア)。ドローによって32の国際チームは4チームごとに8グループに分かれることになった。

これまでの慣例に則り、チームの名前には希少動物の名前が冠された。世界の絶滅危惧種に関心を向けるのが目的だ。

イベントのアナウンスはスペシャルゲストとプロジェクト親善大使が行った。W杯とCLの優勝経験者であるロベルト・カルロス、ロシアサッカー連合のアドバイザーであるアレクセイ・スメルティン、UEFAフットボール育成サービス長であるフランク・ルドルフ、そしてシャルケ所属でFIFAプロeスポーツ選手であるティム・シュヴェルトマンといった面々だ。

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大会に使用するゲームは「世界サッカーの日」である12月10日にリリースされる。動作環境はMS Windows、MacOS、Android、iOSとなっている。

この新しい多人数参加型のサッカーゲームの根本にあるのは、このプログラムのもっとも重要な理念だ。それに合わせて特別な機能を搭載している。

「フットボール・フォー・フレンドシップ」のルールに則り、異なる国のユーザーが試合に参加する。これはゲームで初めての試みだ。

『フットボール・フォー・フレンドシップ・ワールド』と名付けられたこのゲームは、「友達を一つに、世界を一つに!」というモットーで宣伝されている。

「世界中がコロナウイルス禍にある中、『フットボール・フォー・フレンドシップ・ワールド』はただの面白いゲームというだけでなく、子どもたちが集まるプラットフォームになるだろう。このプラットフォームがあれば子どもたち同士の触れ合いはなくならないし、新しい友達を作ることさえ可能だ」。こう語るのは、プログラムのグローバルアンバサダーであるロベルト・カルロスだ。

「この新しいサッカーゲームは大きなプログラムの一部となっている。このアイデアは世界中の子どもたちをサポートし、気持ちを高ぶらせることになるだろう。このゲームでは誰もが何かしら面白いことを見つけることができる。ゲーム初心者でも経験者でも、サッカーファンでも、そして監督でもね。『フットボール・フォー・フレンドシップ・ワールド』はみんなのためのゲームなんだ」

F4Fの詳細はコチラから⇒http://footballforfriendship.com

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