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なでしこジャパン、ブラジルと打ち合うもラストプレーで失点…遠征初戦は黒星発進に

女子日本代表(なでしこジャパン)のブラジル遠征初戦は黒星スタートとなった。

なでしこジャパンは2次予選3連勝のスタートを切り、年内最後の活動としてブラジル遠征。連戦の初戦としてブラジル戦へと挑んだ。なでしこジャパンは主将の熊谷紗希を筆頭に、長谷川唯、長野風花、宮澤ひなたといった面々がスタメンに入っている。

試合は38分に日本が先制。長谷川から藤野あおばが右足でシュート。バーに当たりながらゴールへ吸い込まれ、先手を取る。しかし前半終了間際の41分、ブラジルがベアトリス・ザネラットの直接FKで同点とした。

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後半開始早々、なでしこジャパンの守備陣のミスからブラジルがカウンターへ。ガブリエレ・ポルティージョが独走して運ぶと、GKをかわし、一度は止められるも、自ら押し込んで逆転に成功する。さらに63分にもビルドアップから奪われると、ザネラットにループシュートを沈められ、3-1とされた。

2点ビハインドとなったなでしこジャパンだが、反撃を見せる。85分に途中出場の谷川萌々子がPKを獲得すると、遠藤純が決めて1点差に。さらに88分、清水理沙のクロスから途中出場の田中美南が合わせ、土壇場で追い付く。

しかしアディショナルタイム、プリシラ・フロールの右足のシュートが鮮やかにファーサイトへ決まり、ブラジルが勝ち越し。連戦の初戦はブラジルが4-3と制した。2試合目は現地時間12月3日の11:00(日本時間23:00)にキックオフ予定だ。

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