湘南ベルマーレに所属する鈴木雄斗が、北海道コンサドーレ札幌戦後のフラッシュインタビューに応じた。
27日の明治安田J1リーグ第10節では、札幌は最下位、湘南は18位と振るわない中で下位直接対決が開催。試合は青木亮太の2得点などで54分までに札幌が3点のリードを奪うが、67分に畑大雅が反撃の狼煙を上げる。
85分に福田翔生が頭でネットを揺らすと、後半ATの93分には右CKの流れからボックス中央の鈴木雄斗が右足を振り抜いてネットを揺らす。衝撃的な展開で、試合は3-3のドロー決着を迎えた。
試合後、鈴木は「どの試合も大事ですけど、今日は順位が近いという相手でした。本当に苦しい展開になりましたけど、最低限の勝ち点1を積めたかなと思います」と笑顔なく語り、3点差から追いついたことについてはチーム全体の奮闘を称えている。
「苦しかったですけど、まず1点行くしかないという気持ちで後半に入って、その中で後半先に失点してはダメという気持ちで入ったんですけど、失点してしまった。それでもやっぱり前に行くという、『自分たちはこのまま終われない』という気持ちは持ち続けてみんなで戦えたことが、この3点とれた結果に繋がったかなと思います」
これで湘南は今季開幕1勝4分け5敗。札幌戦では勝ち点1をもぎ取る形となったが、苦しい戦いが続く中で鈴木は今後に向けて以下のように意気込んだ。
「今日も遠いところまで、中2日でしたけどたくさんのサポーターの方が来てくださって。本当に不甲斐ない内容続きですけど。今日の結果も満足できていないですけど、こうやって自分たちはしぶとく勝ち点を積み重ねてやっていくしかない。だから、強い気持ちで僕たちもやっていかないといけないし、それを毎試合ピッチで見せられるようにやっていきたいと思います」