20220505_NXGN_Jleague_April(C)Getty images

【NXGN Jリーグ 2022】4月度で最も輝いた若手は? 川﨑颯太や本田風智ら4選手がノミネート

「NXGN Jリーグ 2022」の4月度月間最優秀若手選手のノミネート4選手が決定した。

2016年よりGOALがスタートした「NXGN(ネクストジェネレーション)」では、世界で活躍する優秀な若手選手たちの中から、その年に活躍した選手をランキング形式で紹介。1位を年間最優秀若手選手として表彰してきた。

これまでドンナルンマ(パリ・サンジェルマン/2017年)、サンチョ(マンチェスター・ユナイテッド/2019年)、ジュード・ベリンガム(ドルトムント/2022年)らが年間最優秀若手選手に輝いてきた「NXGN」は、2021シーズンにJリーグ版にあたる「NXGN Jリーグ」が初開催された。

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そして、2022シーズンから月間表彰(月間最優秀若手選手賞)を新設。2022シーズンに明治安田生命Jリーグ(J1、J2、J3)のクラブに所属しており、かつ2001年1月1日以降に生まれた選手が対象、JFA・Jリーグ特別指定選手は対象外とし、各月で最も輝いた若手選手を決めていく。

今回は、GOAL Japan編集部の選考による4月度のノミネート選手4名が決定。この中から、Twitterを使ったファン・サポーターによる投票を考慮し、月間最優秀若手選手を決定・表彰する。

ノミネートされた4選手と選考理由は以下の通り。


4月度「NXGN Jリーグ 2022」ノミネート選手

■FW藤尾翔太(徳島ヴォルティス)

[生年月日]2001年5月2日
[4月度成績]J2リーグ5試合4得点、ルヴァン杯1試合出場

限られたプレータイムで積極果敢な姿勢を示してきた藤尾は、昨季期限付き移籍加入していた水戸ホーリーホックとの第10節で途中起用され、終盤に気迫のこもったダイビングヘッドで得点をマーク。続く第11節いわてグルージャ盛岡戦で先発を勝ち取ると圧巻のハットトリックを記録した。昨年も半シーズンでJ2リーグ8得点を記録した得点力を徳島でも示し、4月中の4得点はNXGN選考対象の選手の中では最多となっている。

■MF本田風智(サガン鳥栖)

[生年月日]2001年5月10日
[4月度成績]J1リーグ5試合2得点、ルヴァン杯2試合1得点

4月に入ってから多くの出番を得ている本田は公式戦7試合で3得点を記録しただけでなく、運動量や力強さ、スピード、創造性やポジショニングセンスなどすべての能力を発揮して躍動。鳥栖の攻撃がかみ合った試合ではタフなフットボールにアイデアを加える中心的な役割を果たしており、中心選手の1人として存在感を増している。

■DF西尾隆矢(セレッソ大阪)

[生年月日]2001年5月16日
[4月度成績]J1リーグ5試合出場、ルヴァン杯1試合出場

開幕からJ1リーグ全試合に先発している西尾の実力は周知の通りであり、今季ここまでNXGNの対象選手の中でずば抜けて多くのプレータイムを記録している。チームは4月のリーグ戦全5試合2勝1分け2敗だがその間は5失点、特に4月末の鹿島アントラーズ戦を除けば複数失点はない。ルヴァン杯においてもガンバ大阪との“大阪ダービー”でのスコアレスドローに貢献し、グループ突破を支えた。チームにとってタフな戦いが続いた4月、西尾の勝ち点獲得への寄与は大きい。

■MF川﨑颯太(京都サンガF.C.)

[生年月日]2001年7月30日
[4月度成績]J1リーグ4試合1得点

昨季より京都の中心選手として欠かせない存在の1人だったが、カテゴリが上がったJ1リーグにおいても類まれな才能を示している。トップレベルのインテンシティの試合でも吸い付くようなプレスでボールを奪取し、その戦術眼と技術力をもって素早く前線にパスを供給。第8節サガン鳥栖戦で決めたヘディングでの一撃も見事だったが、それ以外でも4月中の出場4試合でチームが3勝1分けと好調を示した中で象徴的な役割を果たしていた。

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