20220601_NXGN_J_nominate(C)Getty images

【NXGN Jリーグ 2022】5月度で最も輝いた若手は? 小畑裕馬、三戸舜介ら4選手がノミネート

「NXGN Jリーグ 2022」の5月度月間最優秀若手選手のノミネート4選手が決定した。

2016年よりGOALがスタートした「NXGN(ネクストジェネレーション)」では、世界で活躍する優秀な若手選手たちの中から、その年に活躍した選手をランキング形式で紹介。1位を年間最優秀若手選手として表彰してきた。

これまでドンナルンマ(パリ・サンジェルマン/2017年)、サンチョ(マンチェスター・ユナイテッド/2019年)、ジュード・ベリンガム(ドルトムント/2022年)らが年間最優秀若手選手に輝いてきた「NXGN」は、2021シーズンにJリーグ版にあたる「NXGN Jリーグ」が初開催された。

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そして、2022シーズンから月間表彰(月間最優秀若手選手賞)を新設。2022シーズンに明治安田生命Jリーグ(J1、J2、J3)のクラブに所属しており、かつ2001年1月1日以降に生まれた選手が対象、JFA・Jリーグ特別指定選手は対象外とし、各月で最も輝いた若手選手を決めていく。

今回は、GOAL Japan編集部の選考による5月度のノミネート選手4名が決定。この中から、Twitterを使ったファン・サポーターによる投票を考慮し、月間最優秀若手選手を決定・表彰する。

ノミネートされた4選手と選考理由は以下の通り。


5月度「NXGN Jリーグ 2022」ノミネート選手

■GK佐々木雅士(柏レイソル)

[生年月日]2002年5月1日
[5月度成績]J1リーグ3試合、ルヴァン杯1試合

GKキム・スンギュという絶対的な守護神が不在の中で猛アピールに成功。今季リーグ初出場の第14節FC東京戦でクリーンシートを達成すると、続く第15節、第16節では最少失点に抑えて連勝に貢献した。ここまで3試合ではあるがその間に2勝1分け無敗、ボックス内シュートセーブ率は90%でリーグ3位、ボックス内パンチング率とキャッチ率が3位とスタッツが貢献度を表しているだけでなく、正確なフィードで攻撃の始点となることも少なくない。

■DF畑大雅(湘南ベルマーレ)

[生年月日]2002年1月20日
[5月度成績]J1リーグ6試合、ルヴァン杯1試合

湘南に欠かせない選手として定着している畑。チームでは左ウイングバックを主戦場としてきたが、第14節ヴィッセル神戸戦、第15節川崎フロンターレ戦では右WBとして極めて重要な連勝に貢献した。特に川崎F戦では積極的な上がりから先制につながったセットプレーも獲得している。持ち前の突破力やスピード、運動量だけでなく、攻守にわたる献身性によってチームスタイルを体現した。

■GK小畑裕馬(ベガルタ仙台)

[生年月日]2001年11月7日
[5月度成績]J2リーグ7試合

Jリーグ屈指の名GKヤクブ・スウォヴィクが退団した直後のシーズン、小畑がファン・サポーターの懸念を振り払った。この世代の選手でGKとしてチャンスを得ること自体が困難だが、小畑は5月のJ2リーグ全7試合でゴールマウスを守って5勝1分け1敗。チームも19試合を終えて首位に君臨している。ボックス内シュートセーブ外はリーグ1位の100%と、ディフェンスラインが“打たせる選択肢”も持つ安心感を与えた。

■MF三戸舜介(アルビレックス新潟)

[生年月日]2002年9月28日
[5月度成績]J2リーグ6試合2得点

仙台としのぎを削る2位新潟には確かな実力を備えたアタッカーが数多く在籍しているが、背番号14を背負う三戸は右サイドを主戦場に存在感を放っている。これまでは途中出場がメインだったが、5月に入ってから5試合に先発。出場6試合では2得点して5勝1敗の成績に貢献した。テクニックとスピードに優れた三戸はチャンスメイクにおいても高い評価を受けるが、第17節横浜FC戦にて開始約30秒で先制点を奪ったシーンも話題を呼んだ。得点した2試合ではともにアシストも記録しており、好調時の輝きという意味では特別なものを備えている。

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