NXGN J.LEAGUE 2022_Nominate_06(C)Getty images

【NXGN Jリーグ 2022】6月度で最も輝いた若手は? 吉長真優、植中朝日ら4選手がノミネート

「NXGN Jリーグ 2022」の6月度月間最優秀若手選手のノミネート4選手が決定した。

2016年よりGOALがスタートした「NXGN(ネクストジェネレーション)」では、世界で活躍する優秀な若手選手たちの中から、その年に活躍した選手をランキング形式で紹介。1位を年間最優秀若手選手として表彰してきた。

これまでドンナルンマ(パリ・サンジェルマン/2017年)、サンチョ(マンチェスター・ユナイテッド/2019年)、ジュード・ベリンガム(ドルトムント/2022年)らが年間最優秀若手選手に輝いてきた「NXGN」は、2021シーズンにJリーグ版にあたる「NXGN Jリーグ」が初開催された。

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そして、2022シーズンから月間表彰(月間最優秀若手選手賞)を新設。2022シーズンに明治安田生命Jリーグ(J1、J2、J3)のクラブに所属しており、かつ2001年1月1日以降に生まれた選手が対象、JFA・Jリーグ特別指定選手は対象外とし、各月で最も輝いた若手選手を決めていく。

今回は、GOAL Japan編集部の選考による6月度のノミネート選手4名が決定。この中から、Twitterを使ったファン・サポーターによる投票を考慮し、月間最優秀若手選手を決定・表彰する。

ノミネートされた4選手と選考理由は以下の通り。


6月度「NXGN Jリーグ 2022」ノミネート選手

■MF松田詠太郎(アルビレックス新潟)

[生年月日]2001年5月20日
[6月度成績]J2リーグ4試合1得点

今季新潟で多くの経験を積んでいる松田は、得意の右サイドから攻撃面で大きな役割を果たしている。6月中には4試合に出場して1ゴール1アシストをマーク。第22節のブラウブリッツ秋田戦は3-0という結果ほど簡単な内容ではなかったが、松田が早い時間にセットプレーから頭で先制点を押し込んだことで勝利に貢献した。攻撃的な戦いを続ける新潟の中で高水準のドリブル、パスによってチャンスメーカーを担いながら、貪欲な姿勢が結果に表れ始めている。

■FW植中朝日(V・ファーレン長崎)

[生年月日]2001年11月1日
[6月度成績]J2リーグ4試合2得点

昨年にリーグ戦19試合10ゴールという成績で既に実力を証明していた植中だが、強力なストライカーを多く擁するチームの中で今季もサブでの起用からシーズンをスタート。5月ごろから先発機会を増加させると、6月の4試合では2得点の結果を残した。特に第20節栃木SC戦で決めた得点はチームとしての連係が光り、ストライカーへの信頼が生んだチャンスを決め切っている。監督交代後の初戦となった第22節ザスパクサツ群馬戦でも最初にネットを揺らしており、決定力を際立たせた。

■FW吉長真優(ジュビロ磐田)

[生年月日]2002年3月20日
[6月度成績]J1リーグ2試合出場

代表ウィークが設定されていた影響で2節分しか消化されなかったJ1リーグ。吉長はその2試合両方で右ウイングバックとして先発出場を果たした。磐田はその間、サガン鳥栖、川崎フロンターレという強力な相手と対戦して1勝1分け無敗。勝利した第17節鳥栖戦は吉長にとっての記念すべきJ1初先発であり、そのスピードと推進力は多くのサポーターを歓喜させたはずだ。ルヴァン杯から頭角を現してきた伸び盛りのサイドプレーヤーは、チーム全体に勢いをもたらす存在であることをアピールした。

■FWブワニカ啓太(ジェフユナイテッド千葉)

[生年月日]2002年12月16日
[6月度成績]J2リーグ4試合2得点

千葉は6月中の4試合で2勝2分け無敗。5月末ではあったもののブワニカは第19節水戸ホーリーホック戦でスーパーボレーを突き刺すと、続く第20節ベガルタ仙台戦、第21節ヴァンフォーレ甲府戦で3戦連続得点を記録した。勝利した仙台戦ではこぼれ球への素早い反応からヘディングで押し込んだ。驚異的な身体能力も目立つブワニカだが、ストライカーとしての貪欲さや巧みなポストプレー、さらには守備での貢献など現代のFWに求められる仕事をフルパワーでこなしている。

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