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【NXGN Jリーグ 2022】8月度で最も輝いた若手は? 中野伸哉、田邉秀斗ら4選手がノミネート

「NXGN Jリーグ 2022」の8月度月間最優秀若手選手のノミネート4選手が決定した。

2016年よりGOALがスタートした「NXGN(ネクストジェネレーション)」では、世界で活躍する優秀な若手選手たちの中から、その年に活躍した選手をランキング形式で紹介。1位を年間最優秀若手選手として表彰してきた。

これまでドンナルンマ(パリ・サンジェルマン/2017年)、サンチョ(マンチェスター・ユナイテッド/2019年)、ジュード・ベリンガム(ドルトムント/2022年)らが年間最優秀若手選手に輝いてきた「NXGN」は、2021シーズンにJリーグ版にあたる「NXGN Jリーグ」が初開催された。

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そして、2022シーズンから月間表彰(月間最優秀若手選手賞)を新設。2022シーズンに明治安田生命Jリーグ(J1、J2、J3)のクラブに所属しており、かつ2001年1月1日以降に生まれた選手が対象、JFA・Jリーグ特別指定選手は対象外とし、各月で最も輝いた若手選手を決めていく。

今回は、GOAL Japan編集部の選考による8月度のノミネート選手4名が決定。この中から、Twitterを使ったファン・サポーターによる投票を考慮し、月間最優秀若手選手を決定・表彰する。

ノミネートされた4選手と選考理由は以下の通り。


8月度「NXGN Jリーグ 2022」ノミネート選手

■DF半田陸(モンテディオ山形)

[生年月日]2002年1月1日
[8月度成績]J2リーグ4試合出場

開幕からフル稼働し続けてきた半田は今になって初めて評価を急上昇させているというわけではないが、8月中はチームも2勝1分け1敗。シーズン半ばからタフな時期を過ごした山形がトンネルを抜ける中で、右SBながらテクニカルなポジションを取り、チームスタイルの中で重要な役割を果たした。特に13日の第31節ツエーゲン金沢戦ではディサロ燦シルヴァーノの得点をアシストし、4-1での快勝に貢献している。

■DF田邉秀斗(ジェフユナイテッド千葉)

[生年月日]2002年5月5日
[8月度成績]J2リーグ5試合出場

7月下旬に育成型期限付き移籍で川崎フロンターレから加わった田邉は3バックの左としてすぐに頭角を現して主力に定着。8月中の5試合に先発とフル稼働し、チームは2勝2分け1敗としたものの4試合がクリーンシートで失点数はわずかに「2」と安定感をもたらしてる。また、守備はもとより判断スピードや切り替えの速さ、ドリブルでの推進力など攻撃面でも輝きを放ち、初めてプロレベルで本格的に活動しているとは思えないポテンシャルの高さを見せた。

■MF柴山昌也(大宮アルディージャ)

[生年月日]2002年7月2日

[8月度成績]J2リーグ3試合2ゴール

昨季のトップチーム昇格からいきなり存在感を示していた柴山昌也は今季も主力の一人として奮闘。8月は大宮が戦った全3試合に先発出場し、特に6日の第30節では優勝争い中の横浜FCを相手に2得点を記録して3-2の勝利の立役者となった。チームは3試合で2勝1敗。切れ味鋭いドリブル突破や積極的なクロス供給で、チームの攻撃に幅をもたらしている。

■DF中野伸哉(サガン鳥栖)

[生年月日]2003年8月17日
[8月度成績]J1リーグ5試合出場

鳥栖の主力として今季も活躍を続ける中野は8月中も5試合に先発出場し、チームも2勝2分け1敗。31日の第20節延期分で川崎フロンターレに完敗を喫するまで無敗を維持する中で、4バックと3バックの両方で起用にプレーした。開幕から徐々にコンディションを高めており、今後のさらなる成長も大いに期待させる。

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