レスター・シティ女子の宝田沙織は、バーミンガム・シティ戦で加入後初ゴールをマークした。
10日に行われた女子FAカップ5回戦で、レスターはホームで2部のバーミンガムと対戦。宝田は4-3-3の中盤の一角で、籾木結花はセンターフォワードで先発出場した。
試合序盤はアウェーのバーミンガムが序盤から精力的なプレーを見せ、2分にはミッシー・グッドウィンのオウンゴールで先制。それでも徐々にレスターがペースを握り始めると、宝田のアシストからジャニス・ケイマンがネットを揺らして追いつくことに成功する。
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さらに22分、シャノン・オブライエンが右足でシュートを叩き込んでレスターが逆転に成功。41分には一時追いつかれたものの、その直後にオブライエンが再びネットを揺らし、レスターが1点のリードで試合を折り返した。
そして後半に入ると、59分にユッタ・ランタンが蹴ったFKをゴール前で宝田が頭で合わせ、貴重な追加点をマークする。なお、このゴールは今冬にスウェーデンのリンシェーピングから加入した同選手にとっての移籍後初ゴールになった。
その後、66分にディアン・ローズがカットインから右足でゴール右隅に流し込んでチーム5点目。82分にはアイリーン・ウィーランがゴール前での混戦からネットを揺らし、勝負あり。試合はこのまま終了し、レスターがバーミンガムに6-2で完勝した。宝田は加入後初ゴールを含み、1ゴール1アシストの大活躍で準々決勝進出に大きく貢献している。