レスター・シティの籾木結花と宝田沙織がブリストル・シティ戦で得点を挙げ、チームの勝利に貢献した。
18日に行われたFA女子スーパーリーグ第14節でレスターはホームに最下位に沈むブリストルを迎える。この試合に籾木と宝田は4-3-3の中盤の一角として先発出場した。
先に試合を動かしたのはブリストル。20分にGKリゼ・コプのパスをカットしたフィオン・モーガンが無人のゴールに流し込んでチームに先制点をもたらす。それでも33分、籾木が左サイドでボールを持つと角度のないところから左足でシュートを放ち、ループ気味にファーサイドのネットを揺らしてチームに同点弾をもたらした。なお、この得点は籾木にとって移籍後初ゴールとなる。
さらに、前半アディショナルタイム、レスターが逆転に成功。アイリーン・ウィーランのシュートは一旦、相手守備陣に阻まれるも、こぼれ球を宝木が右足で押し込んで逆転ゴールをマークした。先週の6-2で勝利したFA女子カップ5回戦バーミンガム・シティ戦で移籍後初ゴールを挙げた宝木にとって、これが2試合連続となる今シーズン2ゴール目になった。
レスターの1点リードで後半に入ると、両チームによる点の取り合いに。49分に裏に抜け出したアマリー・テストラップが冷静にボールを流し込んでブリストルが同点とする。それでも、その5分後にジャニス・ケイマンがクロスに倒れ込みながら合わせてレスターが勝ち越しに成功した。
さらに76分、敵陣左サイドで籾木からのパスを受けたユッタ・ランタラがカットインからシュートに持ち込み、弧を描いたシュートはゴールニアサイドに突き刺さってレスターがリードを広げる。終盤にはデニー・ドライバーがゴール前でしぶとく押し込んで試合を決定づけるチーム5点目をマークした。
籾木が1ゴール1アシスト、宝田が1ゴールと日本人選手が活躍を残したレスターがブリストルを5-2で退けてリーグ戦2試合ぶりの白星を挙げた。
