ドイツ女子サッカーの至宝MFがバイエルンへ移籍…EURO2022では大会最優秀若手選手に

バイエルン・フラウエン（女子チーム）がヴォルフスブルクからドイツ代表MFレナ・オーバードルフを獲得したことを発表した。契約は今夏から2028年夏まで。

現在、22歳のオーバードルフは2020年からヴォルフスブルクでプレー。99試合に出場し、ドイツ代表としてもすでに44試合に出場する。2022年にはイングランドで開催された欧州選手権で大会最優秀若手選手に選出されていた。

オーバードルフは移籍に際して「ヘッドコーチのアレクサンダー・ストラウスや部門長のビアンカ・レヒと良い話し合いができたし、今後数年で達成したいクラブのビジョンもとても気に入った。私の可能性がどこにあるのか、まだ何を引き出せるのかを教えてくれた。まだ完全な選手だとは思っていない。夏まではヴォルフスブルクのために全力を尽くし、その後は新たな挑戦を楽しみにしている」と話した。

また、女子チームの部長を務めるビアンカ・レヒ氏は「レナ・オーバードルフはドイツで最も才能のある選手の一人であり、将来有望な選手です。レナにFCバイエルンへの入団を説得できたことをとても嬉しく思っています。レナは、私たちが将来も成功し続けるために必要なサッカー選手としての価値を象徴していると確信しているので、夏から彼女が私たちのためにプレーすることを楽しみにしています」と話した。