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Arne-Slot(C)Getty Images

スロット就任でリヴァプールはどう変わる?システム、補強など「論理的な選択」を有識者が分析

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リヴァプール新指揮官就任が噂されるアルネ・スロット監督について、地元メディア『リヴァプール・エコー』が特集した。

2015年にリヴァプール指揮官に就任し、プレミアリーグ初優勝やチャンピオンズリーグ制覇をもたらしたユルゲン・クロップ監督。しかし今季限りでの退任が決定しており、後任人事に大きな注目が集まっていた。そして26日、イギリス複数メディアが補償金900万ユーロ(約15億円)でフェイエノールトと合意に達し、スロット監督の引き抜きが決定的になったことを伝えている。

昨季フェイエノールトをエールディヴィジ王者に導いたスロット監督だが、指導者キャリアはすべて母国オランダで歩んでおり、イングランドでは未知の存在。そして『リヴァプール・エコー』は、オランダサッカーに精通するヘルト・ランゲンドルフ記者にインタビューを行い、同記者の見解を紹介している。

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「クロップの後任に彼を選択するのは非常に論理的な選択だ。フェイエノールトではハイプレスサッカーを好んでおり、クロップがやっていたようにキッカケを待つのではなく、ボールを失えば全体で奪いに行く。理想は3秒以内のボール奪取だ」

「彼は複数のスタイルを使いこなせるが、理想的なのは4-3-3であり、必要に応じて4-2-3-1を採用する。最も重要だと考えるポジションはウインガーであり、彼はスピードがあってハードワークをいとわず、テクニカルな2人のウインガーを望んでいる。リヴァプールの才能豊かなチームを見てみると、彼は現状のメンバーにも満足するだろう。まだ成長できる選手もいるし、すでにチームの若返りも図っている」

そして、今夏の補強についても分析。「選手を獲得するとすれば、ルイス・ディアスとモハメド・サラーのバックアップ、もしくは後継者だろう。ダルウィン・ヌニェスとそのフィニッシュについては聞いているだろうが、能力を最大限引き出すこともできるはずだ」と指摘した。また、フェイエノールトから選手を連れてくるとすれば、DFラインの複数ポジションをこなすことができるDFルチャレル・ヘールトライダと予想している。

さらにランゲンドルフ記者は、ピッチ内外のカリスマや限られた予算でもチームを構築できる点などがクロップ監督と類似しているとしつつ、「クロップ体制から大きな移行はなく、スロットは少し調整することになる。クロップが基礎を築いたおかげで、同じようなスタイルが期待できるだろう。彼にチャンスを与えてほしい。成功は自然に訪れると信じられるほどのポテンシャルはある」と締めくくった。

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