Khvicha Kvaratskhelia Monza Napoli 07042024Getty Images

「ナポリは震えている」バルセロナ関心報道のクヴァラツヘリア、代理人が退団提案か

ナポリのジョージア代表FWフヴィチャ・クヴァラツヘリアは、バルセロナのターゲットになっているようだ。イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えている。

クヴァラツヘリアは昨シーズンにナポリに加入すると、欧州ではほぼ無名の存在であったものの、セリエAデビューシーズンで12ゴール13アシストを記録。クラブの33年ぶり3度目のスクデット獲得に大きく貢献した。だが今シーズン、所属するナポリは指揮官が2度交代するなど現在8位と成績不振が続いており、来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権確保が難しくなっている。

そんな中、クヴァラツヘリアはバルセロナ移籍の可能性が注目されているようだ。『ガゼッタ・デロ・スポルト』はジョージア版の報道を引用しつつ「ナポリは震えている」とし、来週にもクヴァラツヘリアの代理人がナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長と面会し、契約問題について話し合う見込みとなっていることを伝えた。

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ナポリ側はジョージア代表FWとの契約延長を希望し、年俸を現行の150万ユーロ(約2.5億円)からアップし、400万ユーロ(約6.7億円)の条件を提示した模様。しかし、選手側が500万ユーロ(約8.4億円)を要求しているため「年俸を3倍にしたとしても、慰留には不十分であるかもしれない」との見解を示した。そして今回の面会では、代理人が「退団のシナリオを提示する」とも伝えられている。

さらに同紙は、チャビ・エルナンデス監督の続投が決定したことで、バルセロナがクヴァラツヘリアに「接近する可能性が高まった」と分析。「指揮官が彼を高く評価し、これほど一流のクラブから注目を浴びていることと、(フランチェスコ)カルツォーナのチームがおそらくCL出場圏を獲得できないということは、評価において非常に重要な2つの要素だ」と続けた。「クヴァラツヘリアのナポリ残留がこれほどまでに議論に付されたことはない」との見解を示し、今夏の移籍の可能性を示唆している。

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