クリスタル・パレスは、エベレチ・エゼとマイケル・オリーセの移籍金として6000万ポンド(約117億円)以上を要求するようだ。イギリス『BBC』が伝えている。
今シーズンも残留争いから抜け出し、12シーズン連続のプレミアリーグ残留を決めたクリスタル・パレス。そんなチームの中で大きな注目を集めるのがエゼとオリーセだ。
昨年にイングランド代表デビューを果たした25歳のエゼは、今シーズンここまで公式戦28試合で8ゴール5アシストを記録。リヴァプール戦(1-0)でも決勝点を挙げる活躍を残していた。22歳のオリーセは、今季は2度も負傷離脱に見舞われたが、公式戦15試合7ゴール4アシストとピッチに立てば見事な活躍を残している。昨夏にもマンチェスター・シティやチェルシーの関心を集めた両者だが、今夏の移籍市場でもアーセナルや複数のビッグクラブが獲得を狙っていることが伝えられていた。
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そんな両選手に対して、クリスタル・パレスはプライスタグを設定した模様。『BBC』によると、プレミアリーグ残留を決めて財政面でも余裕のある同クラブは、それぞれの選手に対して6000万ポンドの最低価格を設定し、この額を上回るオファーを提示したクラブとの交渉にのみ応じるようだ。
なお、エゼとオリーセは今シーズンにクリスタル・パレスと長期契約を締結するなど、同クラブでのプレーに満足しているという。それでもステップアップを決断する場合には、攻撃面での能力を発揮できる自身にとって有益なクラブを見つけることに注力すると予想されている。今後の動向に注目だ。