ウェストハム・ユナイテッドの林穂之香がレスター・シティ戦で今シーズン初ゴールをマークした。
17日に行われたFA女子スーパーリーグ第9節でウェストハムは敵地でレスターと対戦した。ウェストハムでは林のほか、清水梨紗と植木理子が先発メンバーに名を連ねた。
公式戦6連敗中でリーグ最下位に沈むウェストハムだが、この日は序盤から主導権を握る。植木のチャンスメイクからジェシカ・ジウがGKと1対1の場面になったがシュートは外れてビッグチャンスを活かせず。対するレスターにもチャンスがあったがこちらもゴールに結びつけることができずに前半をスコアレスで終えた。
後半も序盤からウェストハムペースで進んだが、68分にレスターが先制に成功する。アイリーン・ウィーランの右サイドからのグラウンダーのクロスをレナ・ペーターマンがニアサイドで触ってネットを揺らした。
1点を追うウェストハムは植木のチャンスメイクから再びチャンスを作り出すも、得点は奪えず。徐々に時間が無くなる中、後半アディショナルタイム5分にはハワ・シソコが2枚目のイエローカードで退場となりウェストハムは数的不利に。それでも後半アディショナルタイム8分、林が貴重な同点弾を挙げた。プリンセス・アデミルイの右サイドからのクロスをファーサイドにいた林が身体で押し込んで、試合を振り出しに戻すゴールを挙げた。なお、同選手にとって、これが今シーズン初ゴールとなった。
試合はこのまま終わり、レスターとウェストハムの一戦は1-1のドローに。ウェストハムはリーグ戦6試合ぶりに勝ち点を手にしてブリストル・シティを交わして11位に浮上した。