ウェストハム・ユナイテッドの林穂之香がブリストル・シティ戦で今シーズン2ゴール目をマークした。
28日に行われたFA女子スーパーリーグ第12節でウェストハムは敵地でブリストルと対戦。ウェストハムでは清水梨紗が右サイドバック、林が中盤の一角、植木理子がセンターフォワードで先発出場した。
リーグで下位に沈む2チームの対戦は、序盤からホームのブリストルがセットプレーからチャンスを作る展開に。それでも13分、ウェストハムが先に試合を動かす。植木がペナルティエリアの浅い位置からシュートを放つも、ブロックされたが、相手のクリアが中途半端になったボールをペナルティアーク内で林が拾ってそのまま左足を振り抜く。低い弾道のシュートはゴール右隅に吸い込まれてチームに先制点をもたらした。なお、林にとって昨年12月のレスター・シティ戦以来となる今シーズン2ゴール目となった。
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ウェストハムの1点リードで後半に入ると、早々の47分にブリストルが同点に。オフサイドでゴールが認められなかった直後のカウンターからアマリー・テストラップが押し込んで試合を振り出しに戻す。それでも55分、ウェストハムはカウンターからヴィヴィアン・アッセイが抜け出すと、相手GKとの1対1の場面で冷静にゴールに流し込んで勝ち越しに成功する。
試合はこれ以上動かず、日本人3選手がフル出場したウェストハムは、2-1でブリストルに勝利してリーグ戦10試合ぶりとなる今シーズン2勝目を手にしている。