20240325 Honoka Hayashi(C)Getty Images

「1メートル以上もオンサイドだった」ウェストハム指揮官が林穂之香のゴール認められず激怒。度重なる誤審に「うんざりしている」

ウェストハム・ユナイテッドのレハン・スキナー監督は、チェルシー戦で林穂之香のゴールが認められなかった判定への苛立ちをあらわにした。

24日に行われたFA女子スーパーリーグ第17節で、ウェストハムはホームでチェルシーと対戦。開始早々にチェルシーに先制点を許したウェストハムは、林がネットを揺らして同点にしたかに思われたが、オフサイドでゴールが認められず。後半に入ってさらに1失点を喫したウェストハムは0-2で敗れた。

しかし、林がネットを揺らした場面のリプレイを見る限り、同選手はオンサイドであり、本来ならゴールが認められるはずだった。それでもFA女子スーパーリーグではVARは導入されておらず、ピッチ上で下された判定が覆されることはなかった。

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この誤審を受け、スキナー監督は試合後に激怒。「これがこの仕事のやり方なら、私はこの仕事をやってはいない。頻繁に起きている。選手たちのことをとても誇りに思うし、私たちは試合の中で本当に大きなチャンスを作った。勝ち点を取れずに本当に失望した」と話し、判定への不満を爆発させた。

「VARが結果を正すために必要な方法なら、そうすべきだ。この試合でレフェリーはプロフェッショナルではなかった。これは変えなければならない。フットボールは成長しなければならないし、全体的に正しいとは言えない。正直、1メートル以上オンサイドで私たちのゴールが決まったように見え、明らかに私たちはまったく異なる景色を見ていた。先週(1-3で敗れたリヴァプール戦)も認められるべきゴールが2つあり、私たちにとってはドローの試合だった」

「トッテナム戦(3-4で敗戦)ではオフサイドで本来取り消されるべきゴールが認められ、私たちは試合後に謝罪を受けた。正直、このことに少しうんざりしている。今日は確かに私たちのチャンスをものにするべきだったが、試合中にあんなミスがあれば完全に台無しになってしまう。だから、そうあり続けるなどあり得ない」

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