20240317 Riko Ueki(C)Getty Images

ウェストハム植木理子が今季5ゴール目!日本人3選手が先発したチームは長野風花不在のリヴァプールに敗戦

ウェストハム・ユナイテッドの植木理子がリヴァプール戦で今シーズン公式戦5ゴール目をマークした。

17日に行われたFA女子スーパーリーグ第16節でウェストハムは敵地でリヴァプールと対戦。植木が2列目、林穂之香と清水梨紗が中盤の一角で先発出場した。一方、リヴァプールの長野風花は負傷によりこの日もメンバーから外れている。

試合はホームのリヴァプールペースで進み、ウェストハム陣内でのプレーが続く。それでも、清水や守護神マッケンジー・アーノルドの好守があり、無失点に抑えていた。しかし、41分にリヴァプールの左サイドからクロスが入ると、ゴール前での交錯により生まれたこぼれ球をリアン・キアーナンが押し込んでリヴァプールが先制する。

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1点のリードで後半に入ったリヴァプールは、50分に左サイドからのセリ・ホーランドのクロスをゴール前でミッシー・ボー・カーンズが頭で合わせて追加点をマーク。さらに、73分にはまたもホーランドの左サイドからのクロスをナイアム・フェイヒーがファーサイドにすらすと、これをソフィー・ロマン・ハウグが難しい体勢で合わせて試合を決定づける3点目を挙げた。

後半に入ってからチャンスを作るも、フィニッシュの場面でミスの続いたウェストハムだが、87分に植木が1点を返す。相手GKとDFでのパス交換でのミスを見逃さなかった植木が無人のゴールに流し込んで、リーグ戦では昨年11月のブリストル・シティ戦以来、公式戦では1月のバーミンガム・シティ戦以来となる公式戦5ゴール目(リーグ戦4ゴール目)を挙げた。

植木にゴールが生まれたウェストハムだが、敵地でリヴァプールに1-3で敗れて順位を上げるチャンスを逃し、最下位と勝ち点6差の11位に沈んでいる。

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