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ユヴェントスの汗かき屋、グレイソン・ブレーメルとは何者か。マン・Uが守備の改善へ白羽の矢とも

マンチェスター・ユナイテッドでのサー・ジム・ラトクリフ時代がいよいよ本格化してきた。INEOS会長は現在、プレミアリーグで首位争いをしているマンチェスター・シティやリヴァプールとの差を縮めるべく、クラブの移籍ポリシーを完全に見直す作業に取りかかっている。マンチェスター・Uの新たな小規模オーナーは「全員を止まり木から叩き落す」ことを約束しているが、同時に過去10年にわたり多すぎるほどの高額契約がオールド・トラッフォードでの期待に応えてこなかったことを鑑み、「金に糸目を付けないことがすべてを解決するわけではない」とも警告している。

マンチェスター・Uは今、チーム内の問題箇所を修復しようとしており、将来のための理念に見合う選手だけを手に入れようとしている。夏の移籍市場が開けば真っ先に取り組むべきは高齢化してきたバックラインの再活性化で、そのリストのトップに上がっていると言われているのが、ユヴェントスの汗かき屋グレイソン・ブレーメルだ。

イタリアのメディア『Calciomercato』は、赤い悪魔がすでにこのブラジル代表とコンタクトを取ったと報じている。ユヴェントスは12月にブレーメルと新たな契約を結びつつも交渉に前向きであるとされる。inewsによると、その契約には5,000万ユーロ(約82億円)の契約解除条項が含まれているが、ブレーメルの才能を考えれば破格の安さだと言えよう。

セリエAでの彼の台頭を知らないマンチェスター・Uのファンは、彼が来るかもしれないと言っても大して興奮しないかもしれない。サッカー界で最も過小評価されているセンターバックのひとりであるブレーメルのキャリアを掘り下げ、どういう選手か明確にしてみよう。

以下に続く