ナポリに所属する下スペイン代表GKホセ・マヌエル・レイナが今夏にパリ・サンジェルマンに移籍する可能性は消えた。所属クラブのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長はPSGからのオファーを断ったことを明かしている。
27日のアタランタ戦終了後、サン・パオロの観客に涙目で挨拶をしたレイナ。その試合がPSGへの移籍が濃厚と報じられていた守護神のナポリでのラストマッチと思われていた。しかし、2018年までの契約を残している35歳のベテランGKは、今シーズンもナポリで過ごすことになった。
デ・ラウレンティス会長はイタリア『スカイ』で「PSGは移籍金500万ユーロ(6億6000万円)+ボーナス200万ユーロ(2億6000万円)を提示したが、私は彼らに“ノーサンキュー、そしてアリベデルチ(さようなら)”と伝えた」とオファーに応じなかったことを明かしている。
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同会長はさらに交渉について「相互で進めるべきオペレーションを押し付けられるのは好まないのでね」と苦言を呈しつつ、「レイナはより長い契約を希望していたことは分かっている。来年PSGに向かうのか、それとも我々の下に残ってくれるのか、1年後に様子を見よう」と続けた。