シャルケは8日に行われたプレシーズンマッチで6部エルケンシュヴィックと対戦。DF内田篤人はこの9-1でシャルケが勝利を収めた試合で2ゴールを記録した。
ドメニコ・テデスコ新監督はこのエルケンシュヴィック戦でとして“デビュー”。格下相手に前半を3-0で折り返すと、ハーフタイムには右ウィングバックのコケを下げて、内田を投入。すると、その内田が47分、54分と立て続けにチーム4点目、5点目を決めて大勝に貢献した。
内田の1ゴール目は、前半に2得点をマークしていたウクライナ代表MFイェフヘン・コノプリャンカがアシスト。ボールを受けた内田は相手ペナルティーエリア右の位置でファーに流し込んだ。またこの試合で4ゴールを記録したアメリカ人若手FWハジ・ライトからのお膳立てで内田は2ゴール目を決めている。
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2015年3月以降、22カ月間の長期離脱を強いられた内田。昨シーズンはマルクス・ヴァインツィアル前監督の下では公式戦において最終的には昨年12月のヨーロッパリーグ戦での途中出場にとどまった。だが、テデスコ新監督のデビューマッチではシャルケ公式ウェブサイトによると、同クラブでの自身初の“ドッペルパック”(1試合2ゴール)に成功し、新シーズンへ良い形でのスタートを切ることができたと言えるだろう。