アルゼンチン代表が苦しみながらも、ロシア・ワールドカップ出場権を獲得した。
アルゼンチンはロシアW杯南米予選最終戦を残して6位に沈む低調ぶり。世界屈指のアタッカー陣を持ちながら、深刻な得点力不足に陥っており、16得点は南米10カ国でワースト2位という数字だった。
そんな苦しい状況の中臨んだエクアドルとの最終戦。勝利すれば、最低でも5位は確保することができ、ニュージーランドとの大陸間プレーオフに進むことができる。しかし、敵地キトでは2002年に勝利したのが最後で、98年、2006年、10年大会予選ではいずれも敗れている。前回大会予選でも1-1で引き分けるなど、まさに“鬼門”での勝利を義務付けられ、敵地へと乗り込んだ。
そして試合は、まさかの立ち上がりに。キックオフから1分も経たずにエクアドルがロングボールから最後はロマリオ・イバーラが決めて、先制に成功する。それでも、負けられないアルゼンチンがすぐさま反撃。エースのリオネル・メッシが12分、アンヘル・ディ・マリアとのワンツーから、GKの股間を抜くシュートで同点に追いつく。さらに20分、一度はカットされたメッシが奪うと、強烈な左足のシュートでニアハイに突き刺す。大一番でエースが躍動し、アルゼンチンがあっという間に逆転する。
後半に入り、アルゼンチンにとって難しい時間帯が続いていたが、62分に再びエースの左足が火を噴く。メッシがドリブルで切れ込みながら、ゴールへ近づくと、最後は左足でふわりと浮かしたシュートを放ち、ネットを揺らす。その後もエクアドルの猛攻をかわしきり、アルゼンチンが3-1で逆転勝利を収めている。
その結果、アルゼンチンがワールドカップ自動出場権獲得の4位以内を確定。最終節にして何とかロシア行きの切符をつかんだ。
すぐさまアルゼンチンが追いついた!
— DAZN ダ・ゾーン (@DAZN_JPN) October 10, 2017
ディ・マリアの折り返しがメッシが流し込む。#W杯南米予選 エクアドル×アルゼンチンは https://t.co/u4BaoHt81Q でLIVE中。#テレビでDAZN📺 pic.twitter.com/BB4MOvC6f7
メッシ、メッシ、メッシ!!!
— DAZN ダ・ゾーン (@DAZN_JPN) October 11, 2017
アルゼンチンの窮地を救うのは、やはりこの男。#W杯南米予選 エクアドル×アルゼンチンは https://t.co/u4BaoHt81Q でLIVE中。#テレビでDAZN📺 pic.twitter.com/nVu1NvblRR