■まずは、徳島ラーメン
試合の前に、スタジアムの目の前にあるお店「上手かもん」で「牛たまラーメン」をいただく。ちなみに前回は「柚子みそラーメン」をいただいた。一般的な徳島ラーメンほど濃くなく、あっさりで美味しいので、皆さんもポカリスエットスタジアムに行った時にはぜひ!
Jリーグ提供第5節終了時点で17位の徳島ヴォルティスと8位のアルビレックス新潟との一戦だ。スタジアム前で新潟の是永大輔社長(写真中央)と会った。新潟サポーターと一緒にパチリ。
Jリーグ提供ポツポツ雨が降って来たが新潟サポーターもたくさん来ている。自家用車で休みながら9時間、バスは10時間かかったそうだ。みなさん元気。そしてありがとう。スタジアムグルメの列。新潟サポーターの人気はやはり徳島ラーメンのよう。スタジアム目の前の「上手かもん」も美味しいですよ~。
Jリーグ提供徳島サポーターとも写真撮影。「『ジャッジリプレイ』と『JリーグTV』見てますよ〜」と声をかけられる。
遠く徳島まで駆け付けた新潟サポーター。迎えるホームの徳島サポーター。ともに雨にもかかわらず、熱心に応援する。
Jリーグ提供 Jリーグ提供■徳島を契機にステップアップした選手たち
徳島ヴォルティスの特徴と言えば、「選手育成」と言えるだろう。
ここ数年だけでも、渡大生(2016・17年徳島→サンフレッチェ広島)、馬渡和彰(18年徳島→広島→川崎フロンターレ)、大﨑玲央 (17・18年徳島→ヴィッセル神戸)、山﨑凌吾(16~18年徳島→湘南ベルマーレ)、広瀬陸斗(15~18年徳島→横浜F・マリノス)。
これだけの選手が徳島で成長してステップアップ、現在はJ1リーグで活躍している。しかも昨年は、シーズン途中に山﨑と大﨑が移籍したが、J1参入プレーオフ争いに絡むなどチームも常に一定の競争力を保っている。
選手を育てる、成長させるという哲学が徳島ヴォルティスに生まれつつある。この根底には、岸田一宏社長、岡田明彦強化部長の方向性があり、これがうまく機能しているように見える。2014年にJ1に昇格したが、わずか1年で降格。しかし、2015年に就任した岸田社長のもと、将来を見据えたクラブの哲学、フィロソフィーをあらためて設定し、それが今しっかり築かれつつあると感じる。
■成長著しい両チームの若手
試合は22分に徳島のMF岸本武流が決めた得点を守り切り、ホーム・徳島が勝利を収めた。
ではハイライトをどうぞ。
決勝点を奪った岸本武流(たける)。セレッソ大阪から育成型期限付き移籍中の21歳だ。今回の「JリーグTV」で、視聴者からの一押し選手でもある。名前もかっこいい。今季ここまで3得点で、DFの背後を取る動き、得点を取る感覚を持っている。これからもどんどんゴールを重ねてほしい。
そして、この日Jリーグ初先発初出場の渡井理己(まさき)、19歳。静岡学園出身らしいドリブルが特徴で、その姿勢が良い。堂々としたデビュー戦だった。渡井理己。皆さんこの名前を忘れずに。
最後はバタバタの徳島だったが、こういう試合を勝ちにすることによって、チームも個人も成長していく。そう感じさせてくれる一戦だった。
一方の新潟。後半最後には意地を見せた。しかし、まだまだチームの方向性が定まっていないように見えた。一人ひとりは頑張っているので、それが同じ方向、リズムになったときには新潟の良さがさらに出てくるのではと感じる。
この日、サブメンバーに入っていた18歳の本間至恩。昨年、2種登録時の衝撃的なリーグ戦デビュー(※)は今も覚えている。今季はまだプレー機会がないが、今後が楽しみな選手の一人でもある。
※2018年9月15日のJ2第33節、80分に交代出場し92分に1得点。これが決勝点となり勝利に貢献した。
それにしても新潟サポーターの応援はすごかった。最後まで聞こえましたよ〜! 今度は新潟で会いましょう。
文=原博実/【写真提供=Jリーグ】
★原博実の超現場日記2019バックナンバーはこちら!
▶今なら2ヶ月間無料でサッカーを楽しめる! 4月3日(水)23時59分までDAZN2ヶ月無料キャンペーン実施中
【関連記事】
● DAZN(ダゾーン)を使うなら必ず知っておきたい9つのポイント
● DAZN(ダゾーン)が「テレビで見れない」は嘘!6つの視聴方法とは?
● DAZN(ダゾーン)の解約・再加入(一時停止)の方法とは?
● 【最新】Jリーグの試合日程・放送予定一覧/2019シーズン
● Jリーグの無料視聴方法|知っておくと得する4つのこと
● 白熱のJリーグ!2019シーズンの展望|優勝候補や得点王候補など