日本代表FW大迫勇也が所属するブレーメンは、さらにアジアからの補強を狙っているかもしれない。20日からアジアカップを視察中のクラブのフランク・バウマンSD(スポーツディレクター)が地元メディア『ダイヒシュトゥーベ』で明かしている。
バウマンSDは20日にUAE(アラブ首長国連邦)入りし、アジアカップ2019(UAE)ラウンド16のイラン対オマーンを観戦すると、21日には日本対サウジアラビア、オーストラリア対ウズベキスタンを視察。今回について、「アジアのチームの概観をつかむための良い機会」と語る同SDはさらに22日には韓国対バーレーン、カタール対イラクも観戦するという。
グループステージの試合での視察は「見送った」と話す強化部長だが、「我々にとって日本や韓国、オーストラリアやイランの(選手)市場は興味深い」と強調。具体的な選手名は明かさないも「面白い選手たちについてはもちろん把握している。目的を持って見ている」と認め、「これ以上の詳細は明かせないよ」と明言を避けている。
一方、サウジアラビア戦で決勝弾を決めたDF冨安健洋は以前ブレーメンからの興味が伝えられていた。所属するシント=トロイデンに600万ユーロの獲得オファーを断れたとの報道にやや懐疑的な見方を示していた『ダイヒシュトゥーベ』だが、今回は「バウマンが視察のためにUAEに向かった理由の1つだったことは除外するべきではない」との見解が述べられている。
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