ヴィッセル神戸は16日、DF那須大亮(38)が今年度の天皇杯終了をもって現役を引退することを発表した。
2002年に横浜F・マリノスでプロとしてのキャリアをスタートさせた那須は、東京ヴェルディやジュビロ磐田、浦和レッズ、柏レイソルを渡り歩き、昨シーズンから神戸に移籍した。特に横浜FM時代には2003年と2004年にJ1リーグを連覇、2013年から2017年までを過ごした浦和ではAFCチャンピオンズリーグ(ACL)優勝にも貢献している。
通算では、明治安田生命J1リーグ400試合29得点、リーグカップ82試合4得点、天皇杯31試合1得点、ACL27試合4ゴールの成績を記録。また、アテネ五輪世代の日本代表として、2004年の本大会にも参加した。
那須は自身のYoutubeチャンネルを通じて「18年間の現役生活の中で、6チームに所属させていただきました」と語りはじめ、1クラブずつ丁寧に感謝の言葉を贈る。
さらに、引退を決断した背景には無視できない困難があったことを明かした。
「数年前、ヘディングをした時に脳が揺れるという現象が始まりました。今年になってから、練習の中でもヘディングをする度に脳が揺れるという現象が起こったので、練習でもヘディングをするのを嫌がっている自分がいました。今まで100%で走り続けたサッカー人生だったので、100%でやれていない自分に気づかされました。それでも18年間走り続けてきた選手としての熱い情熱があったので、なかなか諦め切れなかったという気持ちも自分の中にありました。僕が引退を決めたのもそのことが大きな要因だったかもしれないです」
とはいえ、神戸は今年度の天皇杯で準決勝まで勝ち上がっており、21日には清水エスパルスとの対戦を控える。そこで勝利すれば元日の決勝戦に進むことができるが、那須は最後の大仕事として優勝を強く意識している。
「あと2試合、試合が残っています。僕の最後の使命は、ヴィッセル神戸で天皇杯を優勝して、最後にみんなで喜びを分かち合うことだと思います。みんなの力で優勝しましょう。そして、最後になりますが、18年間の長い間、熱く強く、沢山のものを与え続けてくれた皆さまに心から感謝を表してこの動画を終わりたいと思います。本当に18年間応援していただきありがとうございました」
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「※」は提携サイト『 Sporting News 』の提供記事です