イギリス誌『FourFourTwo』がアジア人選手トップ50を選出した。日本からは9人の選手がランクインを果たしている。
2016年シーズンにJリーグのMVPに輝いた中村憲剛が43位にランクインした以外は全て欧州組が選出された。日本人トップ5は以下のようになった。
17位に選ばれたのがフランクフルトに所属する長谷部誠。リベロとして活躍する前提条件となったサッカーインテリジェンスの高さが評価されている。16位に選出されたのはサウサンプトンの吉田麻也、シーズン前半戦にセンターバックの3番手という立ち位置だったものの、シーズン途中から守備陣の中心的な役割を担うまでになった成長が評価された。クリスタル・パレス戦でキャプテンを務めたことも紹介されている。
日本人で3位となったのは、ヘントに加入してから得点を量産した久保裕也。全体では13位に入り、欧州ビッグクラブが興味を持っているとした。
日本人2番手は6位にランクインした原口元気。ヘルタ・ベルリンでの活躍に加え、ワールドカップ・アジア最終予選において日本人として初めて4試合連続得点を奪ったことが評価を受けている。
日本人トップはレスター・シティに所属する岡崎慎司となり、全体でも3位に輝いた。リーグ戦で残した記録は3ゴール1アシストと際立ったものではないとしながらも、チームへの貢献度はレスターを支えたとして高い評価を受けた。
なお、全体の2位はトッテナムに所属する韓国代表FWソン・フンミン。1位はアル・アインのUAE代表MFオマル・アブドゥルラフマンとなった。
日本人選手の順位は以下の通り
3位 岡崎慎二(レスター・シティ)
6位 原口元気(ヘルタ・ベルリン)
13位 久保裕也(ヘント)
16位 吉田麻也(サウサンプトン)
17位 長谷部誠(フランクフルト)
19位 香川真司(ドルトムント)
23位 酒井宏樹(マルセイユ)
42位 大迫勇也(ケルン)
43位 中村憲剛(川崎フロンターレ)