バルセロナは24日、チャビ・エルナンデス監督が今季限りで退任することを発表した。5月26日に敵地で行われるラ・リーガ最終節のセビージャ戦がチャビ監督の最終戦となる。
2021年秋、現役時代に活躍したバルセロナに指揮官として復帰したチャビ監督。翌シーズンには4年ぶりとなるラ・リーガ制覇にチームを導いた同指揮官だが、今シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)でベスト8に終わり、ラ・リーガでは宿敵レアル・マドリーに独走を許して連覇を逃した。
これを受け、チャビ監督は1月に今シーズン終了後の退任を発表。それでも、その後チーム状態が改善した中、4月にはこの決断を覆して来季も残留することが発表された。しかしその後、今月16日のアルメリア戦前の会見でクラブの財政状況を憂う発言を残すと、この発言がジョアン・ラポルタ会長の逆鱗に触れることに。再び解任となることが噂されていた。
以下に続く
なお、チャビ監督の後任は元ドイツ代表指揮官ハンジ・フリック監督となることが決定的とみられている。