Eriksson(C)Getty Images

元イングランド代表指揮官エリクソン氏が死去…マン・Cやラツィオなど率いた名伯楽

元イングランド代表指揮官のスヴェン・ゴラン・エリクソン氏が死去した。76歳だった。

エリクソン氏に関しては今年1月に、末期の膵臓がんを患っていることを公表。「余命は良くて1年」とのコメントが伝えられていた中、帰らぬ人となった。

スウェーデン出身のエリクソン氏は現役時代に母国の複数クラブでプレーして引退後、ベンフィカ、ローマ、フィオレンティーナ、サンプドリア、ラツィオなどを指揮。ベンフィカ時代の3度のリーグ優勝のほか、ラツィオ時代には2000年のセリエA優勝や2度のコッパ・イタリア制覇、UEFAカップウィナーズカップなどのタイトルをもたらした。

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その後、2001年にはイングランド代表史上初の外国人指揮官に。2002年の日韓ワールドカップ(W杯)やEURO2004、2006年のドイツW杯で本大会にチームを導き、いずれもベスト8の成績を残した。2006年の退任後、マンチェスター・シティやメキシコ代表、コートジボワール代表、レスター・シティなどを指揮し、キャリア晩年では中国スーパーリーグのクラブやフィリピン代表の指揮官を務めていた。

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