szczesny(C)Getty Images

ポーランド代表84キャップのGKシュチェスニーが現役引退。ユヴェントスやアーセナルで活躍

元ポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニーが27日、現役引退を発表した。

ユースを過ごしたアーセナルで2009-10シーズンにデビューしたシュチェスニーは、2011-12シーズンから3シーズンにわたってレギュラーとしてプレー。2015年にレンタル移籍したローマで2シーズン守護神を務めた後、2017-18シーズンから7シーズンはユヴェントスでゴールマウスを守っていた。

昨季も正守護神を担ったユヴェントスで公式戦252試合に出場し、3度のセリエA制覇などを成し遂げたシュチェスニーだが、今夏に同クラブの指揮官に就任したチアゴ・モッタ監督の体制では構想外に。去就が不透明となっていた中、サウジアラビア移籍などの可能性も伝えられていたが、34歳での現役引退を決断した。

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シュチェスニーは自身のSNSを通じて、「世界最大級のクラブでプレーし、母国の代表として84キャップを記録できるなんて思いもよらなかった。一生の友人や忘れられない思い出をつくり、人生に大きな影響を与えてくれた素晴らしい人たちに出会えた。すべてはサッカーのおかげだ」と語り、引退理由やファンへの感謝とメッセージなどを綴った。

「僕はサッカーにすべてを捧げた。18年間、言い訳せずに、サッカーに人生を捧げた。身体はまだ挑戦できる状態だが、心を保つことができなくなった。今は素晴らしい妻と2人の子どもたちと共に過ごす時間がきたと思ったんだ。だから、プロサッカー界から退くことを決めた」

「御礼を言わなければいけない人はたくさんいるが、ファンの皆さん、この旅を共にしてくれてありがとう。サポートも批判も、愛も憎しみも、サッカーが美しくロマンチックな部分だ。あなたたちがいなければ何も意味がない。本当にありがとう。すべての物語には終わりがある。人生ではあらゆる終わりが何かのスタートの時だ」

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