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urawa(C)Getty Images

浦和がラストプレーのPK弾で劇的勝利! 柏との残留争い直接対決を制して12位まで浮上

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明治安田J1リーグ第25節延期分の浦和レッズ対柏レイソルが23日に埼玉スタジアム2002で開催された。

16位の浦和と17位の柏、ここまで勝ち点39同士で残留争い中の両チームが激突。試合序盤は積極的な入りを見せた浦和が主導権を握り、ピッチをワイドに使った攻撃でゴールに迫ろうとする。しかし、なかなかチャンスをつくれずにいると、ハーフタイムにかけては徐々に柏も反撃に出る。

すると43分、柏がゴールに迫る。左サイド深くのスローインからボックス左奥でボールを受けた木下康介がゴール方向を向いてシュート。これが枠を捉えたが、厳しい角度から狙ったシュートはGK西川周作にブロックされた。

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チャンスが少ない前半を0-0で折り返して迎えた後半、浦和は59分に決定機を演出。ペナルティアーク付近でボールを受けたブライアン・リンセンがゴール右へシュート。しかし、これは好反応を見せたGK松本健太のファインセーブに遭って先制点とはならない。

終盤にかけては浦和がやや優勢に試合を進めるが、柏も集中を切らさず粘り強い守備を継続し、得点を許さない。それでも、アディショナルタイムにドラマが訪れる。ボックス左からの折り返しに合わせたチアゴ・サンタナのシュートがDF立田悠悟の手に当たるとVARの結果、PKを獲得。これをチアゴ・サンタナが決め切った。

結局、試合は追加タイム10分のPK弾により、浦和が1-0で勝利。残留争い直接対決を劇的な形で制して連敗を「4」で止めた浦和は、5試合ぶり白星で一気に12位まで浮上した。一方の柏はこれが5試合ぶり黒星となった。

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