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横浜FM、数的不利も猛攻耐え抜き初のACL決勝進出! キューウェル監督「ファン・サポーターが11人目として最後の最後まで戦ってくれた」

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横浜F・マリノスのハリー・キューウェル監督が、蔚山現代FCとの一戦を振り返った。

横浜FMは24日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝第2戦で蔚山現代FC(韓国)と対戦。第1戦を0-1で落とした横浜FMは序盤からペースを握り、植中朝日、アンデルソン・ロペスが立て続けに決めて、2戦合計スコア2-1とひっくり返す。

その後、植中が追加点を奪うと、蔚山も反撃。セットプレーから1点を返されると、ボックス内でハンドをとられた上島拓巳が一発退場に。のプレーで与えたPKも決められてしまい、2戦合計3-3とイーブンに戻された。数的不利と苦しい状況にとなったが、何度も体を張った守備でゴールを死守。延長戦に入っても、蔚山に得点を許さず、試合はPK戦へ。

以下に続く

蔚山の5人目のPKをGKポープ・ウィリアムがストップすると、横浜FMは5人全員が成功。PK戦の末に勝利し、初の決勝進出を決めている。

試合後、キューウェル監督は「とにかく選手たちが最後まであれだけの戦いを見せたというところでは、本当に素晴らしいと思います。自分たちが1人少なくなるまでは支配をしていました。1点返されたのは仕方ないですし、2失点目のところも何かを言うつもりはないです」と選手たちの奮闘を称えた。

また、この日のホームスタジアムには平日にも関わらず、決勝進出へサポートしようと多くのファン・サポーターが駆け付けた。PK戦でも大声援で大きな後押しをした。キューウェル監督は「1人少なくなったというところがあったと思いますが、ファン・サポーターが11人目として最後の最後まで戦ってくれました。これだけ多くの方に来ていただき、素晴らしい雰囲気、後押しをしてくれたことによって、この結果に結びついたと思います」とコメント。

決勝進出を決めた横浜FMは、初のアジア制覇をかけて、エルナン・クレスポ監督率いるアル・アインとファイナルを戦う。決勝戦は5月11日(土)に第1戦、5月25日(土)に第2戦が行われる。

「クラブとして新たな一歩、そしてまだ見ぬ景色を成し遂げるために、自分たちにもう1試合残っていますので、みんなでしっかり戦っていければなと思います」

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