カタールのアル・アラビでプレーするマルコ・ヴェッラッティが、バルセロナへの加入を望んでいるようだ。スペイン『ムンド・デポルティーボ』が伝えている。
2012年から2023年まで11年間パリ・サンジェルマン(PSG)でプレーし、ナセル・アル=ケライフィ会長が就任してクラブの急成長が始まった当初からチームを支え、公式戦416試合に出場して9度のリーグ・アン制覇を成し遂げるなど、クラブのレジェンドの地位を確立したヴェッラッティ。昨夏にはヨーロッパ複数クラブから関心を寄せられたものの、PSGが納得するオファーは届かず。カタールに新天地を求めた。今季はカタール・スターズリーグに17試合出場している。
そんな中、今回の報道によると、ヴェッラッティがバルサに逆オファーをしている模様。これに対して、クラブ側は同選手の経験を評価している一方、カタールに戦いの場を移したことによるパフォーマンス面を不安視しているという。また、同メディアは、ヴェッラッティがPSG、アル・アラビで高給を得ており、バルサが財政難に苦しんでいることも含めて、給与が大幅に下がることも覚悟しなければならないと見解を示している。
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PSG在籍時からバルセロナへの移籍が取り沙汰されたヴェッラッティ。バルサも昨夏に獲得に動いていたクラブの一つとされているが、今夏に移籍は実現するのだろうか。