キリアン・エンバペは自身が小さい頃からセリエAのファンであったことを明かしている。
期限付き移籍期間を含め、2017年夏からパリ・サンジェルマン(PSG)でプレーしてきたエンバペ。7シーズンに渡ってエースとして活躍し、公式戦306試合255ゴールを挙げ、6度のリーグ・アン制覇を含む14のタイトルに貢献してきた。そんな同選手は今月PSG退団を発表。近年、常に取り沙汰されてきたレアル・マドリーへの移籍が決定的と見られている。
そのエンバペはイタリアで開催された『グローブ・サッカー・アワード』に出席した際、イタリア『スカイ』からのインタビューに応対した。
7年間過ごしたPSGでの最大の感動について問われると、「クラブで7年間を過ごすと、選手やファンと共にしたあらゆる瞬間が素晴らしいものだ。もちろんゴールやトロフィーもあるけど、それよりも大事なことは培ってきた人間関係やチームの一員であったこと、人生に忘れられないものがあるね。僕にとってそれは特別なことでPSGでプレーする機会を与えてくれて本当に感謝しているよ」とコメントした。
また、インタビューの中で将来的なセリエAでのプレーの可能性について問いかけられると、「何が起こるかはわからない」と前置きし、自身が同リーグのファンであり、ミランが小さい頃からの憧れであったと明かしている。
「子供の頃、僕はミランのファンで、いつかミランでプレーすると言っていたんだ」
「セリエAとミランの試合はいつも観ているよ。僕も家族もずっとファンだからね。セリエAは素晴らしいリーグで、来年はチャンピオンズリーグでどのリーグよりも多く出場するよね。おそらく僕はそのうちの何チームかと対戦することになるね」