バルセロナのロベルト・レヴァンドフスキが、現在のプレー時間について苦言を呈した。『ESPN』が伝えている。
近年、試合数の増加や大会の開催時期などで大きな問題となっている過密日程。これまでにはユルゲン・クロップ前リヴァプール監督やマンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督、各国のスター選手たちなどが幾度となく批判や苦言を呈してきた。
そうした中、FIFA（国際サッカー連盟）では2025年からクラブ・ワールドカップの方式が変更に。6月～7月にかけて参加チームを「32」まで増やしたことにより（開催は4年ごと）、FIFPRO（国際プロサッカー選手会）はさらなる過密日程を懸念して抗議の声明を発表していた。また、UEFA（欧州サッカー連盟）でも2024-25シーズンから新フォーマットが採用され、出場チーム数は「36」に増加する。
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こういった状況に対して、レヴァンドフスキは危惧。「我々は人間であり、機械ではない」と主張し、サッカーの質の低下を指摘した。
「今シーズンはチャンピオンズリーグの試合数が増えるので、これまでよりも厳しくなるだろう。クラブの試合だけでなく代表チームの試合もあるので、移動も多いね」
「これはすべてのクラブ、選手にとって大きな挑戦だろう。なぜなら、期待は常にとても高く、2日ごとに試合をし、人々はすべての試合で最高レベルのプレーを期待しているからだ」
「毎試合、最高のパフォーマンスを維持するのはほぼ不可能だ。なぜなら、十分に休む時間もなければ、心の中でサッカー以外のことを考える時間もないからだ。我々は人間であり、機械ではない」
「おそらく最終的には、試合の激しさのせいで、サッカーの試合の質は若干低下するだろう」