フィオレンティーナの主将DFダヴィデ・アストーリの急逝の知らせを受け、恩師であるカリアリの指揮官ディエゴ・ロペスらが体調不良を訴えた。『Goal』の取材により明らかとなった。
アストーリは2008年から2014年までカリアリに所属。1998年からカリアリでプレーし、引退後は下部組織やトップチームの指導者としてチームに残ったD・ロペスにとって、31歳のDFはチームメートであり、教え子だった。その後、ボローニャやパレルモの指揮官を経て、昨年10月、カリアリに復帰。4日は、ランチタイムにキックオフが予定されていたジェノア戦に向けて敵地で準備を進めていた。指揮官はアストーリの訃報の知らせを受けると、体調不良を訴えた。
一方、今冬の移籍市場でフィオレンティーナを退団し、エスパニョールに加入したMFカルロス・サンチェスも大きなショックを受けている。アストーリとは1年半にわたりフィレンツェでともにプレー。4日、リーガ・エスパニョーラでは第27節が通常通り開催され、コロンビア代表MFはレバンテ戦(1-1)終了後に元同僚の訃報を知らされた。C・サンチェスは直後に失神し、倒れないようチームメートに支えられる事態となった。ロッカールームへと引き上げた際は、涙を流し、悲嘆に打ちひしがれていたと伝えられている。
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エスパニョールの主将MFビクトル・サンチェスは、「大丈夫だが、彼にとってつらい知らせだったようだ」とC・サンチェスの状態を説明した。なおスペインの報道によれば、コロンビア人MFはフィオレンティーナ時代のチームメートとともにアストーリの葬儀に出席するため、イタリアへ向かうようだ。