Graham-Potter(C)Getty Images

チェルシー、ポッター監督を僅か半年で電撃解任!9月から途中就任もリーグ11位に低迷。後任にナーゲルスマンの名前も

チェルシーは2日、グレアム・ポッター監督の解任を発表した。

シーズン中旬にトーマス・トゥヘル監督との契約を解除し、9月にブライトンから引き抜かれたポッター監督。直近の公式戦4試合は3勝1分と立て直していたものの、2日に行われたアストン・ヴィラ戦を0-2で落としてリーグ戦では11位に後退。ポッター監督体制では11敗目(12勝8分け)となっていた。

この状況を考慮し、チェルシーはポッター監督の解任を決断。「円滑な移籍のためにクラブと協力することに同意している」と公式声明で説明し、「クラブに在籍中、レアル・マドリーと対戦するチャンピオンズリーグ準々決勝に進出させた。チェルシーは、グラハムの努力と貢献に感謝するとともに、彼の今後の活躍を願っている」と感謝を綴った。

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また、アシスタントコーチを務めていたブルーノ・サルトール氏が、暫定監督としてチームを指揮することになったことも兼ねて発表している。

共同経営をするトッド・ボーリー氏とベヒダッド・エグバリ氏は「クラブの皆を代表して、チェルシーに貢献してくれたグラハムに心から感謝したい。コーチとして、また一人の人間として、グラハムに最高の敬意を抱いている」とコメント。

「常にプロフェッショナリズムと誠実さをもって行動してきたので、今回の結果には全員が失望している」と続けた。

「素晴らしいファンの皆さんとともに、残りのシーズンに集中したい。プレミアリーグは残り10試合、チャンピオンズリーグは準々決勝が控えている。シーズンを最高の形で終えられるよう、その1試合1試合に全力で取り組む」

なお、後任には先月バイエルン・ミュンヘンの指揮官を解任されたユリアン・ナーゲルスマン監督を、チェルシーが将来の監督として常に高く評価していると移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏は報道。他にも前スペイン代表指揮官のルイス・エンリケ監督の名前も挙がっている。

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